県広報コンクールの開催
最優秀賞 | 広報ぬまづ 12月1日号 1335号 | 沼津市 |
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外から幅広く市を見る姿勢が良い。ワンセンテンスが長い。レイアウトに余白が欲しい。はめ込み写真は大きな写真の効果を殺してしまう。 沼津魚河岸や沼津すしを全国区に押し出した力強さが紙面にも出ている。魚だけでなく海にまでテーマを広げているのが巾広い。表紙はちょっといただけない。美しさが欲しい。 数年ぶりに審査を担当し、この「広報沼津」を手にしたとき、「自治体広報誌も、ついにここまで来たか」という感慨を抱かされました。ここには、「情報の選択と集中」「情報過多社会における発信戦術」などに関する的確な判断があり、それを支える編集技術とセンスもあります。シティセールスにも活用できそうなほど、読ませる力をもつ魅力的な広報誌といえます。ただし、参考作品として提出された「ぬまづ健康福祉プラザ特集」は、内容的にはいいのですが、前述した問題意識は感じられず、普通の自治体広報誌の域に納まっているようです。 |
沼津港の整備をはじめ、沼津の海の魅力を活かした数々の取り組みが進む中、改めて、沼津市民自身が、首都圏のみならず全国から注目されている「沼津の海」の魅力を再確認し、市民の皆さんと共に、沼津を更に素晴らしいまちにしていきたいという思いを込めて作成しました。 市民の皆さんに、「沼津の海」の素晴らしさを実感していただくためには、外からどんな評価を受けているのかということを紹介する必要があるため、2007年7月末から首都圏での取材も行いました。その中では、干物の流通経路を辿ったり、東京・埼玉・神奈川などで多くの人たちに取材し、外から見た沼津の評価(海の素晴らしさなど)を実感でき、その体験を紙面に反映できたと思います。 また、広報効果を高めるため、ホームページにも特集連携サイトとして、紙面では紹介できなかったものも含め、関連情報や施設へのリンクなどが閲覧できるようにし、市民の皆さんが情報を活用し、行動に移せるような工夫もしてみました。 今後も、今回の海をキーワードとした広報紙を基にして、市内外へのPRを図っていきます。 |