県広報コンクールの開催
映像は、伝えたいことをいかに相手に印象づけるかが勝負です。どんなに映像を技術的に加工しても、リポーターを前面に出しても、基盤となる映像そのものをおろそかにしてはいけません。 映像の基本はカットの積み重ねです。ロング・中ロング・アップを効果的に組み合わせてメリハリのある映像を作り、見ている人に訴えていきましょう。 何でもいいんです。1つの作品の中でワンカットでいいですから「こだわりのカット」を撮って下さい。見ている人が思わず「お〜!」と叫びたくなる珠玉のカットを目指してください。カメラワークに王道なし。日々研さんに励んでください。リポーターなどの取材者が、カメラを回しながらしゃべったりカメラマン自身が撮りながらリポートしたりしてもいいと思います。みなさんは、映像ジャーナリストです。今後も映像表現力をより一層みがいてがんばってください。 広報宣伝を目的に長尺の動画を制作する場合の重要な要素は ○映像のインパクト ○見てて飽きない演出 ○新鮮な情報 ○わかりやすさ であるが、今回の作品において浜松と三島に関しては上記要素が欠けていた点が残念である。富士の場合は特産品に特化しリポートとインタビューという単純な構成ながらわかりやすく仕上がっていた。 各ビデオ共に地元の農産品や工業製品、話題をテーマにしているが目的やコンセプトがはっきりせず単にローカルの紹介で終わってしまうのが残念。 全国に発信し観光誘致や経済効果が期待出来るような魅力あるソフト作りになって欲しい。特に「浜松市」のビデオは例年通りの作りで新鮮味に欠ける。「富士市」のビデオは農産物に特化しており演出によって更に良くなる。「三島市」は定番であるが教材として有効活用が可能である。 |
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