県広報コンクールの開催
市町により力の差が感じられた。全般的に抜きん出て優れた力を持つ市町は二つ三つか。クリエイティブさという点ではまだまだ力を発揮していない市町が目立つ。忙しいことは十分に理解できますが、広報紙は新聞と同じで市民町民にとって大切な情報源です。楽しみに待っている読者のために苦しんで考え、取材し、構成し、よりよい紙面を作り上げていくことが大切です。そういった意味から広報マンたちが100の力を出し切っているとはとても思えない。組み写真は広報マンにとってアイデア勝負の力を発揮する場面なので、さらなる努力をお願いしたいと感じました。 良い組み写真が有ると思います。 ただ、沢山入れたいという思いがある組み写真もあります。 どうすれば的を絞れるのか、入れたい写真を並べてどうしてもこれは外せないという風に考えてみましょう。 意外と同じような写真を選んでいる場合が有ります。 外していったら、足りなくなってしまったという事もあるかもしれません。 その時にもう一度見直してみるという繰り返しが大切です。 まずは選んで、次は引き算をしてみて、足りなかったら又足し算をという事の繰り返しを何回かしてみると、本当に必要なものが残ると思います。 複数の写真をレイアウトするのは、プロのデザイナーでも苦労します。公共の広報誌ということもあって、あれこれ欲張って平等に入れたくなるが、写真のチョイスで全体の見え方が違ってきます。四角の枠でただ積み上げただけの組写真も多く見られた。 誌面いっぱいに文字と写真がレイアウトされたものが多かったが、空間の使い方にも気を配りたい。文字の大きさフォントの使い方にも注意したい。 全体を通じて、写真は写真、文字は文字で分けてレイアウトしているのが気になった。写真とキャプションを番号で繋げるのが常套手段となっているが、一枚一枚の写真にキャプションをつけた方が良い場合もあることも知っていただきたい。 |