県広報コンクールの開催
デザイン、レイアウトはじめ企画性など、全体的にレベルは高いと感じた。文字数と紙面の白さ(空白の使い方)の関係、写真の使い方、センター見開き面の使い方をもう少し考えた方がいいと感じたものがいくつかあった。 限られた紙幅の中で、いかに市民に訴えるかという難しい「命題」を抱えていると思うが、欲張らずにさらに読みやすい紙面を期待したい。 写真の使い方で気になったのは、首長への配慮。「ありあり」のものはいかがなものかと思う。広報の性格上、致し方ない面はあると思うが、首長が前に出すぎたものはいただけない。 ページの数によらず、終面まで努力の跡が見られる作品は好感が持てた。 表紙のインパクトはやはり大きい。中面に読者を誘導する意味でも、さらに工夫がほしい。
今は編集やデザインのソフトがありますからプロに近いレベルのものも可能ですから技術力、センスを磨く努力をされてください。 昨年も審査させていただきましたが、担当者の研究の成果なのか、かなりの広報誌がレベルアップしていたと思います。企画・レイアウトともに読みやすく、きれいな作りが多かったです。 広報誌は、単なる市からのお知らせを伝えるものではなく、市と市民が一緒になって作り上げいいものになっていくと思うので、担当者も市民の声を取り上げ、いいコミュニケーションツールに育てていって欲しいと思う。 誌面デザインは、市がお願いしている制作会社により差がでてしまうと思うのですが、担当者の方には、上手く自分の意図を伝え、市民が読みやすいものを作り上げる努力を継続していただきたい。委託の項目については、応募段階で記入すべきかどうか不明なところもある。特に「デザイン」項目は必要がないか、別項目にした方がよいのでは? 広告収入で、制作費を減らす取組みをしている市もある。広告については賛否両論でしょうけど、アイデアをだして、面白いものをつくる工夫を忘れないでもらいたい。 1年を通じての企画を行っている市も多く、面白いものも多かった。 特集号・お知らせ号などと分けている広報紙もあるようで、各市の広報担当者の研究熱心な姿勢に感心しました。 |