県広報コンクールの開催
各広報誌とも特集面を大きくしたり、生活情報を重視したり、住民(読者)になんとか読んでもらおうという努力が伺えた。厳しい財政事情からほとんどが外部委託に頼ることなく、限られた人数で編集に当たっている。ニュースのレベルが高く、内容も掘り下げたものが多く、特に吉田町の「大震災」は教訓を生かそうというメッセージが伝わってきた。 震災を特集した広報誌が多くどの広報誌も情報を正確に伝えようと尽力した様子が伺える内容となっていました。 また、それぞれがしっかりとコンセプトを持ち、読者に興味を持ってもらえる様な誌面構成力と企画力があり、採点に非常に困惑致しました。 高評価の広報誌は企画や記事に対する熱意が感じられ、また全体的なデザインレイアウトにおいてもリズム感やバランスが良く、読者に飽きさせない工夫とコミュニケーションツールとしての役割を上手く表現した内容となっていました。 震災による影響は今後も各地で続いて行くと思われますが、市町村や団体がこの様な広報誌を制作していくことで、皆が一歩ずつでも前へと進めると感じています。 今回審査をするにあたり多くの広報誌を目にする事が出来ましたが、レベルの高い編集スタッフに対しての驚きと共に、自身にとっても新しい発見のある充実した審査となりました。 今後の広報活動にも大いに期待致します。 伝えたいこと・見て欲しいことなどを、限られた紙面のなかでどう工夫し構成されているかが大きなポイントになっています。 特集の区切りや見出しの使い方・イラストの使用など、前回にはあまり見られなかった手法が取られ、読者に配慮したデザインも多くありました。 ここは確実に進歩している点ではないかと思われ、それぞれにすばらしい広報誌となっているのではないかと思います。 採点するにあたりその中で作り手の熱意が感じられ、それがよいカタチで表現されているかどうか、その視点で選ばせていただきました。 ただ、どこの広報誌も甲乙つけがたくレベルは確実に上がっていると思います。 |