県広報コンクールの開催
・表情、アングルなど苦心して撮った作品が多かった。 ・作品は手前にピントを合わせた方が見る人に受け入れられる。 ・オートフォーカスばかりでなくマニュアルでピントを合わせることを学ぶのも大事。 ・通常の人の目線の高さの作品が多かった。撮影に行くときには脚立を忘れずに持って行った方がいい。上から撮ればまた違ってくる。また同じ写真でも反対側から撮ったら違ってくるので移動を忘れずに。 テーマを決めて1枚の写真を撮る、そしてそれを選ぶ大変な作業をして選んだ1枚、そのために何回もシャッターを押しただろうか? 今年の一枚写真部門では、ほとんどが各市町の広報紙の表紙を飾った写真でした。 その中で素晴らしい写真が何枚かあったのが、みんな子供達をテーマにしたもので、27点中20点が子供がらみで、たしかに子供達の微笑み、真剣な目、被写体としてこれほど素晴らしい世界はないはずです。 今は全部デジタルカメラでの撮影ですから、シャッターを押してからモニターで確認すると思いますが、その時もう一度、アングルの確認してから、何回もシャッターを切る。 その時のアングルの目線を少し変えて、高さ、左右に動いて見てください。 違った写真が撮れるかもしれません。 ほとんどのデジタルカメラは、ズームレンズで撮っていると思いますが、ズームレンズで引っ張るのではなく、むしろワイドで被写体に一歩も二歩も近づいてください。そしてシャッターを何枚も切ってください。 デジタルカメラだから現像代、フィルム代がかかりませんから。 それと撮る時、何をテーマに撮るかが一番大事なことです。 そして撮った写真のトリミングで主役が生きるかどうかが大事なことです。一番良いのは、ノートリミングが一番です。 又、写真を生かすのもレイアウト次第で、特に写真の中に吹き出しを入れる場合などの処理の仕方などです。 今回の応募作品は皆、甲乙つけがたい作品が多数あり、選ぶのに大変でした。
昨年に引き続き2回目の審査をさせていただきましたが、昨年よりさらにクォリティが高く、プロ級の腕前の写真も数多く見られました。ファインダーを覗いたままのフレーミングでそのままを掲載している作品、レイアウト上で効果的に見せるトリミングの技術。どちらもデザインを施すための大切な仕事です。それは、撮影者が目的を持って、思いを込めてシャッターを押しているからでしょう。 そこにはデジタルカメラの性能もあるでしょう。しかし、それだけでは人の心に届く写真は撮れません。多くの作品が、自然体の人物が主体となっている中で、特に子どもの写真が多く見られました。やはり、子どもたちの笑顔や元気な姿は市民や町民に癒しを与え未来を予感させてくれるからでしょう。そんな子どもたちの輝いてる姿を表情を、どのように撮影しているか、目的を持ってシャッターを押しているかが審査の基準となります。 テクニックとして、シャッター速度あるいは露出はある程度カメラが補正してくれますが、レンズの選び方、アングルの捉え方、シャッターチャンスは撮影者の感性に委ねられます。写真の善し悪しの差はこの部分に表れています。 広報誌は、良い写真だけでは意味を成しません。タイトル、キャッチフレーズ、キャプションの入れ方次第で、良い写真も生かされません。昨年に比べ今回は格段に見やすく目的に叶った表紙や誌面が多かった。文字を読ませるために、必要以上に白フチやボカシを施し、かえって可読性が悪くなったり、写真との一体感に欠けた誌面もいくつかありました。写真を生かすも殺すも文字情報のレイアウトにかかってくるので、細部にも気を使う事が大切です。 |
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