県広報コンクールの開催
・全体的にレイアウトのやり方に不満を感じた。同じようなサイズや同じようなアングルの写真が並んでいて、焦点がみえなかったり、文章が長くてスペースを取り過ぎたりするケースもみられた。組み写真の場合は、基本的に文章は簡潔にし、写真を見せて言いたいことを表現したい。中心となるような、ぐっと引きつける大きな写真があり、そして使う写真の大きさに大小の変化をつけてほしい。 ・組み写真では何を伝えたいのかをまず考えたい。全体の中を貫いているテーマを見つけ、それを軸に写真を撮り、レイアウトをしていくというやり方が望まれるのではないか。 ・全体の状況がわかるように広角レンズを使い、カメラ目線にならず人の表情がよく撮れる望遠を使うなどの工夫もしたい。 ・文章やタイトル、キャプションが写真の勢いを削いでしまうケースが多いので、文字を写真に乗せるのは注意した方がいい。 全体的に組み写真部門は、お祭りの写真が多く絵になりやすい。 また参加している市民の皆さんの表情が良く出ていて、撮る方も祭りに参加しているのでいい絵が撮れるのかな。 私的ですが、磐田市の笑顔シリーズいいですね、好きです。牧之原市の船祭りは迫力ある写真、河津町の運動会の皆の顔もいいですね。多数の人の姿を1人1人切り貼りして構成したコラージュ風の作品がありましたが、組み写真といえるのか疑問の残るところではあります。 単なるスナップ写真の集まりになっている物が多い。もう少し、市販の雑誌等を見て紙面づくりを勉強してほしい。当たり前の写真だけになってしまう中で、どう面白い紙面にできるか、どう動きを出すか、そんな写真も意識してとるともっと良くなると思う。とは言え、全体的に雰囲気は伝わってくる良い紙面も多かったと思う。 |