県広報コンクールの開催
さまざまなスタイルの映像作品があり興味深く楽しめた。ドローンを効果的に使った作品も見られた。 映像作品はテーマ設定が重要である。しかも伝えられること、印象に残ることは作品の長尺を問わず大概はひとつである。それをストーリーと映像展開で表現することになる。 映像へのアイデアに長けた作品が目立ったが構成力が今後の課題と感じた。どこの場面でも同じではなく、パートによって言いたいこと表現したいことを組み立て、全体として何を伝えるかのメッセージ性がほしい 手作りの温かな作品もあり映像表現を制作者が楽しんでいることが、うれしく感じられた。 [SBS報道局長兼情報センター長 伊藤 充宏]
ひとことで言えば「多様性の成熟」というのが全体の印象です。映像のスタイル、目的、予算、制作形態などの違いで生まれる多様性それ自体が広報映像の醍醐味であることをあらためて感じました。どの作品にも独自の創意工夫が込められており大変面白かったです。 タイムラプスやドローンなど新たな撮影技術の普及の速さにも驚かされますが、そんな時代だからこそ、演出力が問われていることも忘れないで欲しいです。 [静岡文化芸術大学デザイン学部教授 古田 祐司]
|