静岡県広報協会

お知らせ号と本号があって、本号は読み物や出来事中心。市民の声も多数拾ってある。市内を細かに知ることのできる広報紙だ。クイズもあって楽しい。
　兼任の２人でやっているとは思えないぐらい。

24ページのうちの15ページをさいた超力作の特集。総務大臣賞に輝いたこともある川根本町のかつての作品を連想させられたりもしました。

重層的な特集だけに、読みごたえはあるものの、記事の構成・まとめには、かなりの力量が要求されるので、その面では、いまひとつ力が不足しています。

産業面、行政と市民の協働などに触れてはいるものの、結びの２ページ（圧倒的な力ももつビジュアル）が、市民ひとりひとりの精神論に傾いているようにも受け取れて、ここまで挑戦するのなら、地域起こしというテーマのさらなる深掘りを期待したくなります。

情報が整理されていて良い。各コーナーのタイトル文字などは表現を豊かにする工夫が欲しい。