協会結成の趣旨
現在までの会長就任は9人を数える。
初代会長は前述のとおり斎藤寿夫県知事で、昭和32年4月から42年6月まで、10年間という長期にわたり在任した。広報協会が県政外郭団体として、名実共に1人立ちできるまで勤続したのである。
このあと、国持史郎氏(2代)、鈴木要二氏(3代)と民間の会長がつづく。この人事は「県ぐるみPR活動」を進展させるため、広報協会をより民間色の強い団体にしようとした関係者の意向による。余談になるが、現在広報協会が、印刷物制作等に並行して行っている自主財源獲得事業は、鈴木要二会長の在任時の示唆によるものである。
4代の諏訪卓三会長から現在の野沢達夫会長(9代)まで、関根則之氏(5代)、田中暁氏(6代)、石山努氏(7代)、木村仁氏(8代)と歴代の副知事が会長を勤めた。会員事業の向上、充実、情報環境の変化等にともない、増加した広報協会の事務処理のよりじん速、正確を期すため会長には事務局の身近かにいて相談にのっていただこうという理由によるものである。