県広報コンクールの開催
最優秀賞 | 広報Shimada 11月号 | 島田市 |
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〈審査委員〉
中日新聞社 静岡総局長 榎本 哲也
静岡大学人文社会科学部 客員教授
静岡県広報業務アドバイザー(広報技術) 平野 雅彦 静岡デザイン専門学校 常勤講師
本野さとみデザイン室 代表 本野 智美 ◇表紙の3人の女性は誰だろうと思ってページをめくったら、巻頭特集が「障害」。読者を引きつける工夫がある。「発達凸凹」のレイアウトは目を引く。地元企業だけでなく豊橋など市外の人にも取材して重層的に取り上げており、このテーマの大切さを市民に伝えようとする編集スタッフの自由な発想に好感が持てる。市の広報誌だからといって市内の事例ばかり取り上げては自己満足に終わってしまう。市民に考える材料を提供している。文章もこなれていて読みやすい。特に、久遠チョコレートの記事は読んで元気が出た。 ◇良い広報は、よい企画にある。その基本を非常に高い次元で結実させている。 ◇タイトルロゴやビジュアルの作り込み、言葉のセンスがピカイチ。長年社会問題を自分ごととして継続して取り上げてきた歴史があるからこその特集の精度。とにかく言葉のつむぎ方が上手。作り手の強い意志を感じる。 |